アプリケーションの要求によって高いデータレートの必要性が高まり、超低位相ノイズを備えた発振器デバイスが多く必要になる。この手のアプリケーションは、昨今のコネクテッドな世界で特に普及が著しい。アプリケーションには、ファイバトランシーバー、ギガビットイーサネット、5G基地局などがある。
IQD社の最新の低位相ノイズ発振器IQXO-408およびIQXO-455は、2.5 x 2.0 mmおよび3.2 x 2.5 mmの業界標準パッケージで入手できる。
新製品のCMOSクロック発振器は、-113 dBc/Hz @ 10 Hzの近接位相ノイズ(close-in phase noise)と、-175 dBc / Hz @ 100 kHz(3.3 V、20 MHz、IQXO-408)の遠方位相ノイズ(far-out phase noise)で動作可能。低位相ノイズ発振器は1.8 V、2.5 V、3.3 Vのいずれかで、位相ジッタは40 fs RMS(12 kHz 以上5 MHzまで)まで。
一般的なアプリケーションには、高データレートアプリケーション、IoT、5G、PLL、周波数乗算器、クロックリカバリ、ギガビットイーサネット、ファイバ、スタジオグレードおよびハイエンドの一般用オーディオ機器が含まれる。
IQXO-408およびIQXO-455の詳細についてはIQD社のウェブへ(2021/8/12)。
http://www.iqdfrequencyproducts.com