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極性マーク付きの省スペース高周波インダクタ

 多層セラミック構造に統合され、費用効果の高いWurth Elektronik社製のRFコイルWE-MKは高い自己共振周波数(最大fRES >10 GHz)を備えた幅広いSMT(surface mount technology:表面実装)インダクタを提供する。WE-MK は、サイズが0201、0402、0603の3種類、インダクタンス値は1 nH ~ 470 nHの範囲でいろいろ選択できる。
 WE-MKインダクタは、-55 〜 +125°Cの動作温度範囲全体にわたって非常に安定したインダクタンス値を持ち、インダクタンス値の許容誤差は± 5%または± 0.3 nHである(インダクタンス値次第で変動し、高いインダクタンス値はパーセンテージに基づく)。同製品は、例えばアンテナのマッチングに推奨される部品など、さまざまな高周波回路タイプに適している。アンテナマッチングサービスでも、Wurth Elektronik社は開発者に特別なサポートを用意している。
 有用な詳細情報:WE-MK部品には極性を示すマークが付いている。この情報により、近接して配置されたインダクタ間の相互結
合を減らすことができる。
 同社の多層セラミックインダクタ製品は全て在庫があり、無料サンプルも入手できる。
詳細はWurth Elektronik社のウェブへ。(2020/09/17)
https://is.gd/uSo16W