COVID-19の影響により、EMC + SIPI 2020は今年度、バーチャルで開催されることに決定した。参加者全てに機会を提供するバーチャル・シンポジウムのメリットとは?
開催概要としては、Global Universityが7/28~30に双方向のレクチャーを10件、オンラインイベントは8/3~21の期間となっている。
EMC、シグナルインテグリティ、パワーインテグリティをカバーする25件以上のチュートリアルとワークショップは、8/4~20の火、水、木の午前(米国中部時間)に開催され、スピーカーに質問する機会が設けられている。同期間の午後(米国中部時間)には、査読済みの技術論文およそ200 件が発表される予定で、発表者への質問ができる。以上のプレゼンテーションは米国中部時間の夜間まで利用でき、世界中からアクセスができるよう配慮されている。
Technical Committeeなど14件の技術会議が、8/3〜21の月曜と金曜、および8 月第4 週(8/24〜28)にも開催され、その模様は終了後数週間、オンデマンドで利用可能。シンポジウムに不可欠な技術展示では、出展者と参加者が交流できる。スポンサーは、バーチャールブース訪問者が多くを得られるような教材や教育を提供してくれるだろう。
技術プログラムにアクセスする登録料は大幅に割引されている。また技術会議に参加したい人向けに無料の「Guestパス」が利用可能で、スポンサーが提供する資料にアクセスできる。
スケジュールが延長されたことで、バーチャル展示会への訪問者は、仕事とシンポジウム出席の都合をつけやすくなり、従来より多くの会議やセッションに参加可能になると思われる。ちなみにIEEE非会員の参加登録費は、7/10までの早期割引で359ドル、その後419ドルとなる。
バーチャルでの詳細なプログラムについては、6/11現在、未定のことも多いので、公式サイトを頻繁に確認していただきたい。
詳細は下記のウェブへ。(2020/06/11)
https://www.emc2020virtual.emcss.org/