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統合インダクタとコンデンサ付きのステップダウン・コンバータ

 電子・電気機械部品の大手メーカーWurth Elektronik eiSos社は、電源モジュールMagI³Cの製品ラインに、LGA-16EPパッケージでコンパクトなMagI³C VDRM(Variable Step Down Regulator Module) を追加した。このモジュールは、入力範囲4~18Vで、5V、9V、12Vのバスから電圧変換するものである。非常に小型の部品で(9x9x3mm)、電流(1A/2A/3A) の拡張性、93%までの高効率を実現している。MagI³C VDRMは完全一体型のDC/DC 電圧コンバータとして、電力段、安定器、インダクタ、入出力コンデンサを備えている。出力電圧を設定するのに外部回路にわずか2個の抵抗器しか必要としない。MagI³C VDRMのLGA-16EPパッケージは、優れた熱挙動を示す。最大3Aの定格電流が動作温度85 ℃まで許容できる。EMC仕様も優秀で、電磁波放射の強度はEMC規格EN55022 クラスBに示された限度値を大幅に下回っている。また産業、試験、測定技術、医用、テレコムシステム用途に最適である。MagI³C-VDRM は在庫が十分あり、無料サンプルの注文もできる。
 詳細はWurth Elektronik eiSos社のウェブへ。(2018/06/15)
https://www.we-online.de/web/en/wuerth_elektronik/start.php