Empower RF Systems社は、周波数範囲1 ~ 30 MHzで、1KW以上のCW出力が得られる高出力HF アンプ、2203シリーズを発表した。
同製品はHF信号送信の送出および停止ができるように設計されたコンパクトで堅牢なラックマウント式アンプで、Empower 社の次世代製品ラインの最新モデルである。
2203シリーズはジャミングおよびまたは通信用送信機として、どんなタイプの変調(AM、FM、マルチトーン、パルス、位相変調(PSK:Phase Shift Keying)、FSK(Frequency Shift Keying)、複合デジタル変調)でも、最適性能で「時間領域と振幅領域」の両方の要素(Multi-Domain scenario)で変調して動作可能である。
同製品は、トランジスタ数を下げ、合成損失を削減する一方で、効率性と信頼性を高める最新の50V LDMOS技術で設計されている。ユーザー設定およびマルチミッション・モード設定の標準アレイに加えて、このアンプにはユーザーが選択できる“Graceful Output Power Degradation”「適切な出力電力低減」機能があり、部品故障や過負荷のVSWR状態が発生した時に電力を安全な動作レベルに戻すことができる。
詳細は、Empower社のウェブへ。(2018年1月30日)
http://www.empowerrf.com