RF、マイクロウェーブおよびミリ波製品の大手サプライヤ Pasternack社は、高速ランチ・コネクタ新シリーズを発表した。この取り外し可能なランチ・コネクタは、信号インテグリティ測定や共平
面導波路、チップ評価、SERDES(シリアル/パラレル相互変換回路:serialization + deserialization)、回路基板特性評価、25 Gb(E25ギガビット・イーサネット)、試験装置などの用途に最適である。
高速エンド・ランチ・コネクタの新シリーズは4機種で、1.10:1の低いVSWR、最大動作周波数40 ~110 GHz、エンド・ランチ1.85 mm(67 GHz)、エンド・ランチ2.92 mm(40 GHz)、エンド・ランチ2.4mm(50 GHz)がある。これらの高性能エンド・ランチ・コネクタは、はんだ付けが不要でリユース可能であり、取り付け幅0.350 インチ(約9 mm)と小さい。ステンレス・シールでできた外部導体、金めっきされたベリリウム銅の中心接点を持つ。同製品シリーズは高速デジタルのミリ波システム開発に理想的である。
「新製品はリユース可能なエンド・ランチ・コネクタで、優れたVSWR性能を持ち、取り付けスペースが小さいので、エンジニアやテクニシャンは同じPCBエリアに、より多くのエンド・ランチ・コネクタを設置できる」と製品マネージャーDan Birch氏は話す。
同製品は在庫があり、最小発注数を問わず即時注文に応じることができる。
詳細はPasternack社のウェブへ。(2018/02/26)
https://www.pasternack.com/pages/rf-microwave-and-millimeter-wave-products/mmwave-removeable-end-launch-pcb-connectors.html