表題は「架空送電線と高電圧機器の無線干渉特性-第3部:無線ノイズの生成を最小にするための実行規則」(原題:Radio interference characteristics of overhead power lines and high-voltage equipment – Part 3:Code of practice for minimizing the generation of radio noise)。CISPR TR 18-3:2017は、電力線搬送信号からの電磁界を除き、放送受信の干渉源になる可能性のある架空送電線、高電圧機器からの無線ノイズに適用する技術レポートである。取り扱う周波数範囲は0.15 MHz ~3GHz。2010年に発行された第2版は廃止され、この第3版に差し替わる。この版は技術的な改訂で構成され、前の版に対して以下の重要な技術的な変更を含む。
– 3GHzまでの周波数成分を含む可能性のある火花放電の局在性システム
– HVDC架空送電線からの無線雑音レベルを予測する方程式に関する情報
詳細はIECのウェブへ。(2017/10/27)