Aaronia USA社は、3つの新モデルを含む外付けプリアンプ製品ラインアップの拡大を発表した。新製品のUBBV 1060 BPAは電池駆動のバイパス付きプリアンプで、周波数範囲が100 MHz ~6 GHzで利得は23 dBである。このプリアンプは内部スイッチ付きなので高い信号と低い信号を両方扱うことができ、ユーザーは操作モードを簡単に「標準(Standard)」プリアンプ機能から「バイパス(Bypass)」モードに変更して、大きな信号が出現したときに低ノイズアンプ機能をバイパスできる。UBBV 910は、10 GHzまで30 dBの利得性能を可能にする新設計のマイクロ波チップが特徴である。また同じシリーズの他モデルの電池動作時間が3~4時間であるのに比べると、内部電池により動作時間を最長24時間まで拡大している。20 GHzで最大15 dBまでの拡大を提供する汎用プリアンプを意図したこのモデルは、大幅なゲイン利得を持ち、高性能で、文字通り全てのLNA(Low-Noise preamplifiers:低ノイズプリアンプ)に対する一貫した信頼性を提供する。Aaronia USA社製の外付けプリアンプは全て、どのブランドのスペクトラムアナライザにも互換性があるが、Aaronia社製のRFおよびEMCスペクトラムアナライザには直接取り付け可能なので機器統合が簡単にできる。
詳細はAaronia USA社のウェブへ。(2016/11/10)