ロシア人科学者チームは、敵の電子戦システムがロシアの軍用装備品を検知するのを非常に困難にするフェライトベースの材料を新開発した。Sputnik Newsによると「軽量かつ非常に柔軟なこの新しい材料はRostecの子会社JSC Ruselectronicsが開発したもので、装甲車両や飛行機、地対空システムに搭載した電子機器を敵の電子攻撃から保護し、同時に装備品からの電磁放射を隠して敵の検知を難しくすることができる。この材料は0.5 ~ 50 GHzの範囲の電磁放射に対して保護できるよう設計され、材料の反射による減衰は10 ~ 30 dB、材料の透過による減衰は〜 100 dBで、電磁界レベルを減らすのに役立ち、電磁干渉に対する無線電子機器の回復力を高める。また、診断・治療装置や汚染除去機器などがあるエリアなど医療目的で使うこともできる」という。
詳細はSputnik Newsのウェブへ。(2016/08/31)