Spes Development社は、低電圧バッテリ・シミュレータの新シリーズLVTGO-VBを発表した。このユニットは、JLR、フォード、VW、BMW、GM、メルセデス・ベンツのメーカー規格に対する試験など、多種多様な試験を実施することができる。LVTGOVBは、ストップ・スタート電圧、電圧ドロップアウト、高速過渡バーストノイズ(FTBN:Fast Transient Burst Noise)、その他多くをランダムだが繰り返し可能なパターンで発生する。ランダム化性能により、関心のある範囲内のゼロまで余すところなく試験が可能である。これによって実質的にカバーできる試験範囲が広がり、結果として非常に堅牢なシステム設計が生産に先立って可能となる。使用用途は、技術開発期間中のECU ロバスト性および安定性の試験だけでなく、ECU故障モード試験、クランキング波形発生、ループ中のハードウェア(HIL:Hardware-In-the-Loop)試験、週末や徹夜の試験など。
詳細はSpes Development社のウェブへ。(2016/08/17)
写真提供:SPES Development社