Triarchy Technologies社は、5月開催のIMS2016で小型のスペクトラムアナライザとベクトル信号発生器の新しいラインアップを発表した。両製品とも、シールド効果が向上した全金属の筐体に入っていてNコネクタ付き、USB電源で動作する。全モデルに無料のPC ベースの制御ソフトウェアが付いている。スペクトラムアナライザのモデルTSA4G1は周波数範囲1MHz ~ 4.15GHz、モデルTSA12G5は周波数範囲4.9 ~ 13.5GHzをカバーする。周波数スパン1 ~ 1000MHzが可能、最大許容入力電力+30dBmである。ベクトル信号発生器のモデルVSG2G1は周波数範囲1MHz~2.2GHzを、モデルVSG6G1は周波数範囲1MHz ~ 6.2GHzをカバーする。全機種とも-50 ~ +10dBm を発生でき、CW、 AM、 FM、 PM の変調だけでなく一般的なデジタル変調や位相変調が可能である。
詳細はTriarchy Technologies社のウェブへ。(2016/06/01)
写真提供:Triarchy Technologies