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EMI 測定システム

 電子機器の高密度・高実装化を伴ったデジタル化・モバイル化が進みノイズ源の特定やEMC対策が難しくなってきている。上限測定周波数の拡大など、年々改訂される規格に対応すること、振る舞いが複雑化したノイズを最大限にデータ収集・保存することを求められている。東陽テクニカ社はこれらの要求に対応したソフトウェアEP7シリーズの開発やEP5シリーズの改良を実施しており、様々なユーザに適合するEMI測定システムを提案・供給している。洗練されたユーザインターフェースにより、初心者から熟練者の方までに満足いただける操作性が大幅に向上したという。電子機器のEMI対策用の簡易測定から規格に従った最終認定試験までのEMI測定をより確実に効率良く自動化した。

基本測定機能
● スペクトラムデータの取得
● QP測定すべき妨害波の選択
● 最大輻射位置測定(アジマス・ハイトパターン、クランプ位置)
● 妨害波レベルのQP、AV測定
● 測定結果の表示・出力・保存
● 最新のWindows OSに対応:最適なハードウェア構成が可能

適合規格
● 民生機器:CISPR, EN, ETS, FCC, VCCI等
計測器に係る最近の主な規格改訂
CISPR22, VCCI… 上限周波数6GHz放射ノイズ測定
ISN(通信 /電信線端子妨害波測定)
CISPR16-1-1…… 検波器:AV・Peak・QP検波器 → CISPRAV
・ Peak・QP・CISPR APD等新しい検波器対応

● 無線規格:TS51.010-1, TS34.121(3GPP)
携帯電話(GSM,WCDMA)
EN300 328, EN301 893 (ETSI)無線LAN、Bluetooth

● 自動車 : SAE、CISPR25、JASO
計測器に係る最近の主な規格改訂
2004/104/EC :ECの新しい自動車用指令
CISPR25 Ed3 :BB・NB 判定→検波器の指定

 詳細は東陽テクニカ社のウェブへ。