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古河電工、「インフラレーザ」小型可搬システムを製品化

May, 19, 2025, 東京--古河電気工業株式会社は、インフラ構造物向けの表面処理ソリューション「インフラレーザ」シリーズにおいて小型可搬システムを製品化し、2025年5月23日より受注を開始する。

この小型可搬システムの本体重量は55kgと、従来の小型定置システムの約1/5に低減した。従来システムが水冷式冷却を採用しているのに対して、新しいシステムでは空冷式冷却を採用しているためである。光出力は従来よりも300W高い1000Wとなり、施工速度が約1.5倍となった(表)。本体はキャスタつきで、屋内外を問わず作業場所へ容易に持ち運びでき、移動しながらレーザ施工を行えるため作業効率が向上する。

古河はインフラレーザシリーズにおける表面処理のさらなる高速化とラインアップ拡充により、今後もインフラメンテナンスの作業効率化に加えて、労働衛生の改善や環境負荷の低減を推進し、様々なインフラ構造物の老朽化対策や長寿命化に貢献していく。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)