FCCはフロリダ州West Palm Beachで発生した携帯電話ネットワークへの干渉問題を調査し、2025年4月、原因がBluetooth スピーカーによる無認可電波の発射であることを特定した。干渉を受けたのはAT&TのFirstNetネットワーク(788~798MHz帯)で、Bluetooth機器が795MHz付近の周波数で信号を発していたことが原因と判明した。
この機器はスピーカーで、運用していたAsian Touch Spa社は、FCCからの通知を受けて直ちに機器の電源を切り、干渉は解消された。FCCは無許可の電波送信は通信法第301条に違反し、多額の罰金や機器押収、刑事罰の対象になると警告している。特に、無認可の送信機器は重要な無線通信サービスに重大な妨害を与える危険性があるため、電波利用の際は必ずFCC認証や免許の取得が必要となる。
本事例により、携帯帯域周辺で動作する無線機器の認証や周波数管理に対して、設計者は細心の注意を払うべきだとわかる。日本でも同様の問題が起こりうるため、適切な法規制遵守と製品設計・運用管理の徹底が求められている。
詳しくはFCCのWebへ。(2025/06/12)
https://docs.fcc.gov/public/attachments/DOC-411957A1.pdf