ニュース 詳細

FCCは不要な規則の撤廃に向けた規制緩和の取り組みを継続中

 2025年7月11日、アメリカ連邦通信委員会(FCC)は「Delete, Delete,Delete」イニシアチブの一環として、時代遅れとなった不要な規制ルールを削除することを発表した。今回の措置では、インターネットに関する公益事業的な負担やネットワーク接続に関する規定から41および約2,991語分の規則が削除される。
 この取り組みは、トランプ政権時代から続く規制緩和の流れを引き継ぎ、バイデン政権下で導入されたが施行されず裁判所により無効とされた規制も含まれている。FCCのカール委員長は「長年残っていた不要な規則を整理し、通信事業者の混乱を減らす」と述べている。
 今回の削除により、通信サービス提供者の負担軽減と規制の明確化が期待されている。今後もさらなる規制見直しが進められる見込みである。
 詳しくはFCCのウェブへ(2025/07/11)
https://www.fcc.gov/document/fcc-continues-deregulatory-efforts-remove-unnecessary-rules