ALSONTECH屋外3Dビジョンコンテナロックおよびロック解除アプリケーション

June, 13, 2024, Tianjin--海上輸送は世界経済をつなぐ動脈であり、近代的な港湾は徐々に自動化・無人化が進んでいる。2021年10月17日、天津港北江エリアの世界初の「インテリジェントゼロカーボン」ターミナル-セクションCインテリジェントコンテナターミナルが正式に稼働し、「コンテナ地上インテリジェントロック解除ステーション」が呼び物になった。
従来、施錠・解錠作業は手作業で行われており、端末には多数の人員を配置する必要があった。作業員はコンテナから落ちたり、ロックの落下によって怪我をしたりしがちであり、したがって、この企業は自動化の変革を緊急に必要としていた。

天津港コンテナターミナルでは、コンテナの施錠・解錠にロボットを導入した。ドッキング時のコンテナトラックの位置ズレにより、ロボットがティーチング位置に従って動作できなかった。さらに、港には一般的に使用されている何百ものコンテナロックがあり、ロボットはロックの種類をリアルタイムで判断できない。したがって、ロボットは、ロックの種類を見つけて識別し、ロックとロック解除のプロセスを完了するためにロボットビジョンをガイドする必要がある。また、港湾環境は過酷で、昼夜の温度差が大きく、外光が強く、湿度や塩水噴霧などがあり、3Dビジョンカメラの適応性にとって大きな課題となっている。

港湾自動化の課題を解決するために、ALSONTECH 3Dビジョンシステムが導入された。このプロジェクトは、屋外での長時間の連続運転を実現できるALSONTECH ETシリーズ屋外3Dビジョンシステムを採用している。ワークステーションのレイアウトと組み合わせて、軽量で柔軟性があり、狭いスペースでの作業にロボットを誘導できる中小型のFOVモデル(AT-S1000-04A-ET)を選択。3Dビジョンカメラはロボットにアームマウントされ、ロボットと一緒に移動してコンテナのコーナーピースを識別して位置を特定、ロボットをガイドしてロックとロック解除をすばやく完了する。また、3Dビジョンシステムは、コンテナドッキングの偏差を効果的に補正し、コンテナドッキングの難しさと機械装置を制限するための投資コストを削減する。

（詳細は、https://en.alsontech.com/）