LUCID、ODEX 2024で最新3D ToFカメラ発表

March, 21, 2024, Richmond--LUCID Vision Labs, Inc.は、2024年3月11日～14日までアトランタで開催される国内有数のマテリアルハンドリング、ロジスティクス、サプライチェーンイベント「MODEX 2024」で最新の進歩を展示した。

ショーハイライト:Helios2 WideとHelios2+ 3D ToFカメラファミリ
LUCIDの展示のハイライトの1つには、人気の3D Time-of-Flightカメラファミリのバリエーションが含まれる。Helios2 Wide ToFカメラは、SonyのDepthSense IMX556PLR裏面照射型イメージセンサと広角レンズを統合し、108°の広い画角を提供。フルサイズのパレット化アプリケーションなど、作動距離が近く、操作領域が広いアプリケーション向けに特別に設計されたこのカメラは、最大8.3メートルの作動距離で640 x 480の奥行き解像度を提供し、30fpsのフレームレートで動作する。

さらに、LUCIDは、ハイダイナミックレンジモード(HDR)とハイスピードモードの2つのオンカメラ深度処理モードを提供するHelios2+ Time-of-Flightカメラのデモを実施。HDRモードは、位相領域で複数の露出を組み合わせ、高コントラストで複雑なシーンで正確な深度情報を確保。高速モードでは、単相測定を使用して奥行き知覚が可能になり、移動物体の知覚に適した高速取得速度とより高いフレームレートが可能になる。

より多くの産業用カメラをディスプレイで紹介
LUCIDは、オートメーション、ロボティクス、自律走行車、および新興技術のアプリケーション向けに調整された幅広い産業用GigE Visionカメラを提供している。LUCIDは、OEM統合を容易にするために設計された柔軟なPhoenix GigE PoEカメラモジュールを展示。Phoenixカメラは、その小さなフォームファクタと独自の変形可能なデザインにより、究極のカスタムフィットに簡単に構成できる。