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Teledyne e2v、高解像度Hydra3D+を発表

February, 9, 2023, Grenoble--Teledyne e2vは、Hydra3D+、新しいTime-of-Flight (ToF) CMOSイメージセンサを発表した。これには、832×600ピクセル分解能が組み込まれており、多様な3D検出と計測に特化されている。

Teledyne e2v独自のCMOS技術で設計されたHydra3D+の特徴は最新の10µmスリータップピクセル。これは、非常に高速の転送時間(10nsから始まる)、NIR波長で高感度表示、併せて優れた復調コントラストを特徴としている。この正確な組合せによりセンサは、モーションアーチファクトなしで(シーンに高速移動物体があっても)リアルタイム動作が可能になっている。また、短距離では卓越した時間ノイズであり、これらの点は、ピック&プレイス、流通、ファクトリーオートメーションや工場の安全性などのアプリケーションでは重要である。革新的オンチップ・マルチシステム・マネージメント機能によりセンサは、多数のアクティブシステムとともに、誤計測につながる干渉なしに動作することが可能になっている。

Hydra3D+の優れた感度により、センサは効果的に照明パワーを管理し、幅広い範囲の反射率に対処する。その高分解能、強力なオンチップHDR、特徴となっている即時の柔軟な構成により、アプリケーションレベルパラメタ間のベストのトレードオフが可能。例えば、距離範囲、オブジェクトの反射率、フレームレートなど。これにより、センサは中・長距離、あるいは屋外アプリケーション、例えば自動搬送車、監視、ITS、ビル建設などで利用可能である。

同センサは、妥協のない3D性能を備えたリアルタイムおよび柔軟な3D検出を探している顧客向けに考え抜かれた設計となっている。コンパクトなセンサにより2Dおよび3Dの両方で捉えられた大きな視界は、システムを非常にコスト優位にする。

Teledyne e2vの3Dイメージング、マーケティングマネージャ、Ha Lan Do Thuは、「今日、モーションアーチファクトに苦しめられるToFセンサが多い。また、変化する動作条件で即座に機能できないものも多い。Hydra3D+では、当社の顧客は、最高レベルの3Dパフォーマンスで確実な3D計測を容易に達成できる。2Dと3Dモードの両方で画像品質、あらゆる距離範囲および条件で妥協することはない。たとえ、多数のシステムが動作しており、あるいは屋外環境でも妥協はない」と語っている。

(詳細は、https://imaging.teledyne-e2v.com)