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FCCが、山火事鎮圧時の通信妨害に罰金を通知

 アイダホ州Elk River郊外の国有林で起こった1000 エーカーにわたる山火事「Johnson fire」で、同州Department of Lands消火活動中の航空機に指示をしようとした際、明らかに故意に、繰り返しかつ意図的にDepartment of LandsおよびUnited States Forest Serviceの無線通信を妨害したため、Jason M.Frawley(Frawley)氏に対して34,000ドル(約470万円)の罰金を通知した。2021年7月17日、Frawley 氏は携帯無線機を使用して5 回送信、2021年7月18日には政府用に割り当てられ許可された周波数で明らかに違法な送信を3回行い、明らかに有害な干渉を引き起こした。
 FCC 免許人による無許可の運用は政府機関の通信を妨害し、今回は実際にそうなったのだが、このように重要な通信に有害な干渉を引き起こして公共の安全や他のリスクを生じる可能性がある。
 この罰金に対する明らかな責任の通知(NAL:Notice of Apparent Liability for Forfeiture)では、Frawley氏がLewiston Idahoのアマチュア無線局WA7CQ の免許人であり、改正された1934年の通信法(Act)のセクション301、333、およびFCC規則のセクション1.903(a)、97.101(d)に対し、明らかに故意に繰り返し違反したことがわかる。無免許で政府の周波数で運用し、免許を与えられている無線運用に意図的に有害な干渉を引き起こすことにより、Jason M. Frawley氏は明らかに罰金34,000ドルの責任があると結論づけている。
 詳しくはFCCのWebへ。(2022年6月8日)
https://www.fcc.gov/document/fcc-proposes-fine-interruptingwildfire-suppression-communications