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Rockley Photonics、非侵襲的バイオマーカーセンシング技術応用を拡大

October, 25, 2021, Oxford--Rockley Photonicsは、医療技術分野の新たなセグメントに向けて同社の非侵襲的バイオマーカーセンシング技術の可能なアプリケーション範囲拡大を発表した。
 ヘルスケアと幸福を改善するフォトニクスベースのソリューションを提供すると言う同社の長期戦略の一環として、Rockleyは新しい戦略的パートナーと契約した。世界の上位10に入る最大医療装置およびデバイスメーカーである。両社は、業界で合わせて200年以上の歴史かあり、医療装置市場で4000億ドルを超す収益を上げている。

このような多年パートナーシップは、医療機器や様々なフォームファクタのデバイスにおける次世代非侵襲的バイオマーカーセンシングの評価、組込みを重視している。用途は、身体の様々な部分、病院やクリニックなど多様な医療ファシリティ向け。Rockleyは、これらのパートナーシップが、外来患者モニタリング向けモバイル機器でリアルタイム、非侵襲的バイオマーカーセンシングの潜在的な利用例促進にも役立つと期待している。

同社CEO/創始者、Dr. Andrew Rickmanは、「これらの新しいアプリケーションとパートナーシップは、Rockleyにとって素晴らしい機会となる。当社の画期的なセンシング技術とパートナーの医療機器およびデバイス開発における深い知識と経験を統合することで、われわれが思いもよらないような扉が開かれる。当社の技術を、コンシューマや医療技術の両方に向けた幅広いデバイスに拡大することで、人々に健康と幸福への優れた見識を提供すると言う当社のビジョンに一歩近づくことになる」とコメントしている。

Rockley独自の“clinic-on-the-wrist”センシングプラットフォームにより、デバイスメーカーは、より包括的な非侵襲的バイオマーカー計測を製品に組み込むことができる。Rockley独自のフォトニックベースレーザ技術は、現在のLEDベースセンサで検出、計測できるバイオマーカーの範囲を大幅に拡大する。これら新しい計測機能は、様々な健康状態をリアルタイムで洞察し、複数の病状の早期発見を可能にすることでデジタルヘルスケアを変革する可能性がある。

Rockleyは現在、同社のエンド・ツー・エンドセンシングソリューションのパフォーマンス改善のために人体研究を実施している。この改良が完了すると、同社のクラウドと人工知能(AI)インフラストラクチャが、急成長するデジタル健康ドメインで付加的機能を可能にし、患者とヘルスケア提供者の双方に健康に関するリアルタイム洞察を生成できるようになる。

新しい医療技術パートナーは、コンシューマと医療技術分野で増え続ける知名度の高い企業リストに入っており、Rockleyとともに様々な開発活動に取り組んでいる。また、実用的な洞察を提供し、デジタルヘルスケアを変革し、世界中の人々に人生を変えるメリットを提供するという目標を共有する。
(詳細は、https://investors.rockleyphotonics.com/)