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Vision Research、裏面照射型超高速カメラPhantom T3610/TMX5010発売

September, 13, 2021, Wayne--Vision Researchは、同社の超高速パフォーマンスラインPhantomカメラで2モデルを発表した。裏面照射型(BSI)ブレイクスルーCMOSセンサを特徴とする新しいT3610とTMX5010カメラは、光感度を高フレームレートおよびサブマイクロ秒露光に最適化された画像を維持する。

Phantom T3610は、1280×800解像度で極めて高いフレームレート38040fpsを達成、また解像度を落とすと875000fpsである。T-Seiresの利点に含まれるのは、コンパクトなフォームファクタ、省電力であり、これにより可搬性が高く、三脚や他の支持による柔軟性が高い。

TMX 5010は、TMX ファミリのエントリーポイントとしてTMX 6410 および 7510カメラに加わる。利点は、512GBまでの高いRAM容量、511セグメントの高いパーティション、ラギッドRJ45ポート装備標準10GbE、後にさらなる高スループットモデルにアップグレードできること。

T3610とTMX5010カメラモデルに含まれる特徴は、画像取込とワークフロー柔軟性を最大化する設計。カメラの最高フレームレートでは垂直解像度が高くなる2×2ビニングモードが含まれる。BSIセンサ技術は、回路上に光活性化表面を置くことで感度向上およびスループット維持となる。この設計により、フォトンはダイレクトルートとなり、信号効率改善となる。Extreme Dynamic Range (EDR)も含まれており、フラッシュおよび飽和ハイライトで細部を捉えることができる。
(詳細は、https://www.phantomhighspeed.com)