Würth Elektronik社は、ケーブルタイに対応し、接着または留め具でPCB取り付けができるケーブルホルダーWA-SMCH(Surface Mounted Cable Holder)という省スペースな代替品を発表した。錫メッキされたリン青銅製の自動取り付けおよびはんだ付け可能なホルダーは、最大370 Nの保持力で非常に安定した固定を実現する。ケーブルまたはケーブル固定タイは、10 × 6 × 2mmの部品を介して縦方向あるいは横方向に配線できる。
表面実装されて製造されたアセンブリは、その後、個々の部品の手動配置の際に追加のプロセスが必要となるため、エラーリスクおよび追加コストが生じる。この点こそ同社が開発したケーブルホルダーWA-SMCHの効率的で的確なソリューションが役立つところで、表面実装済のため生産時の追加プロセスおよびコストが不要になる。WA-SMCHは最低発注量の制限はなく、いつでも入手可能。少量に対応する特別サービスとして、同社は再リールサービスを提供している。顧客は、リール上に最小40 cmのリーダーとトレーラーを備えたベルトセクションで、個々の部品数量を発注できる。また、リクエストに応じて開発者に無料サンプルも提供している。
詳細はWürth Elektronik社のウェブへ。(2020/02/17)
https://is.gd/rwkSJ1