August, 4, 2020, Gottenheim--SensoPartの新しいレーザ近接センサFT 55-RLHM、バックグラウンド抑制(BGS)付きは、どんな種類の表面でも検出し、卓越した信頼度で最小物体を同定する。
「すべてを検出」は、SensoPartの新しいBGSセンサの動作モードの一つであり、文字通りに理解される機能。実際、FT 55-RLHMは、どんな種類の対象物にも対処する。ブリリアントメタル、透明あるいは黒背景の黒にも対処する。センサは、所定の基準からのあらゆる偏差に反応する、対象物の距離の変化、異なる表面仕上げ、あるいは偏向レーザビームなど。このモードで、センサにはブラインドゾーンが存在しない、例えば、0 mmの距離でも対象物は検出される。
非常に小さなパーツでも既定の検出範囲内で高信頼に同定される。これには、鋭角の対象物も含まれる。FT 55-RLHMは、検出プロセスで、距離値を利用するとともに、対象物から発せられるエネルギーも吸収する。
検出効率水準が高いため、FT 55-RLHMは、部品のスタック高さのチェック、多層の確認にも利用できる。例えば、段ボール包装をスタックしている時である。ここではセンサは、多すぎる、あるいは少なすぎる層の存在を自動検出する。
最大動作範囲、最小ヒステリシス
優れた対象検出以外のハイライトは、FT 55-RLHMセンサの非常に広い、1mまでの動作範囲である。スイッチングヒステリシスは、同時に最小であるので、微小物体でさえも長い距離から高信頼に検出される。例えば、250 mmで1枚の紙を検出する。所定の対象物距離は、組込ディスプレイスクリーンに表示される。これは、アプリケーションの設定を著しく容易にする。
ソフトキーによる使いやすさに加えて、センサには、デジタルIO-Linkインタフェースとともに、2つの独立したスイッチング出力があり、この価格カテゴリーでは例外的である。スイッチング出力、スイッチオン/スイッチオフディレイなど、スイッチング出力の構成には追加の有用な機能がある。この包括的な機能は、高品質金属筐体や安全なレーザクラス1とともに、SensoPartの新しいレーザ近接センサにバックグラウンド抑制を提供している。これは、機械建造、自動車、プラスチック、製薬、パッケージング産業など、産業オートメーションアプリケーションに理想的である。
(詳細は、https://www.sensopart.com)