December, 11, 2019, Santa Clara--OmniVision Technologies, Inc.は、OV7251-2Bグローバルシャッタ画像センサを発表した。
これは、不正確な決定を回避するために、動いている対象を明確に捉える必要があるマシンビジョンアプリケーション向けに99.96%の理想的シャッター効率を提供するものである。さらに、これらのアプリケーションは一般に、厳しい照明条件で操作する。コスト効率の優れたOV7251-2Bは、新しいライトガイド機能を付加することでこうした課題に対処している。このライトガイドは、光キャプチャの角度応答を改善し、より優れたシステムレベルの光学パフォーマンスを実現する。
この画像センサは、広範なマシンビジョン、IoT、AR/VR、ゲーミング、ドローン、バーコード、同時位置決め地図作成(SLAM)に最適である。ここでは、ほんのわずかなエッジのぼやけ、動く物体を捉える際のゴースト回避が極めて重要になるからである。例えば、AR/VRシステムのルームマッピングでは、ヘッドセットは連続的に動くことが多く、また鮮明なキャプチャは、正確なユーザディスプレイには不可欠。加えて、産業マシンビジョンアプリケーションは、コストがかかるミスを避けるために、動いている対象画像の正確なキャプチャを必要とする。
「当社は、前世代センサにドロップインリプレイスを提供することで、広く導入されているグローバルシャッタVGAセンサを改善する。これは、設計変更の必要なしで、さらに上のレベルのシャッタ効率を提供する。加えて、当社の新しいライトガイド機能は、一段と高いシステムレベル光学性能を可能にする優れた光閉じ込めによって、このファミリのキャプチャ能力を改善する」とOmniVisionのシニアスタッフマーケティングマネージャ、Devang Patelはコメントしている。
3.0 micron OV7251-2Bイメージセンサは、コンパクト形状、120 fpsで640×480解像度。また、ワンレーンMIPIシリーズ出力インタフェースを実装している。
(詳細は、https://www.ovt.com/)