北米マシンビジョン市場､3Qに4.6%減

December, 10, 2019, Ann Arbor--Association for Advancing Automation (A3)の一部､業界団体､AIAの統計によると､マシンビジョンとコンポーネントの北米販売は､3Qに4.6%減となった｡
　マシンビジョンシステムは､前年比2%減､5億9990万ドルだった｡このカテゴリには､スマートカメラとアプリケーション特化マシンビジョン(AAMV)システムが含まれる。マシンビジョンコンポーネント市場(カメラ、照明、オブティクス、イメージングボード、ソフトウエア)は、同期間の4%減、9210万ドルだった。マシンビジョンの総売買契約は、2%減、6億9410万ドルだった。
　AIAの業界専門家調査によると、回答者の53%が、マシンビジョンコンポーネント市場の販売は全体として増加する、38%が販売は横ばいのままであると見ている。マシンビジョンシステム市場についての意見の一致はさらに多く、70%が横ばい、24%が今後6カ月で販売は増加と見ている。
　「全般的な市場動向では、ビジョンとイメージング技術が、様々な自動化ソリューションで重要プレイヤーであり、業界にとって不可欠である。自律走行車、人工知能、自動可動ロボットなどの世界的トレンドの進行は、ビジョンとイメージングシステムに強く依存しており、この業界を元気づける」と先端自動化協会プレジデント、Jeff Burnsteinはコメントしている。