ドイツの電子・電気機械部品メーカーWürth Elektronik eiSos社は、WE-LAN AQシリーズに全自動化製品を追加した。新しいギガビットパッケージは、卓越した電気特性とコンパクト設計という点で非常に優れている。
以前の巻かれたトロイダルコアは、はんだ付け可能なSMDトランスとコモンモード・チョーク素子に置き換えられる。低いリターン損失の減衰により高い信号通過率が可能になる。WE-LAN AQは工業用途の-40 ℃ ~ +85 ℃に規定され、従来のLAN製品と互換性がある。高さは10/100 Base-Tなどに用いるものは4 mm、1000 Base-Tなどに用いるものは4.25 mmであり、同社のeiSosはピンやパッドに従来の標準パッケージとの互換性のある部品を提供する。ラテラル・ハーフ・ビアとはつまりSMT製品中で自動化光学検査(AOI:automated optical inspection)により、はんだ付け接合部が検査できるということである。
EtherCATやProfinetなど、工業オートメーションからネットワークでの使用まで工業用イーサネットシステム全般での用途が可能である。部品の無料サンプルは即時注文可能、最小発注制限はない。
詳細はWürth社のウェブへ。(2018/02/19)
https://www.we-online.com/web/en/wuerth_elektronik/start.php