CISPR 16-1-6:2014+AMD1:2017CSV

　「無線妨害及びイミュニティ測定装置並びに測定方法の仕様書－第1-6部：無線妨害及びイミュニティ測定装置－ EMCアンテナの校正」のCISPR 16-1-6 第1版（2014）に修正票1（2017）を合併した合併版が２０１７年１月１３日に発行された。その内容は、放射妨害波測定に使用するアンテナに適用するアンテナファクター（AF）を決定するためのアンテナ校正手順と補足情報の提供である。アンテナのAFは、近くの環境や放射源と相対的空間内の位置によって影響を受ける。この規格は、アンテナのボアサイト方向の自由空間環境におけるAFを提供するアンテナ校正について書かれている。対象の周波数範囲は、9kHz ～ 18GHzである。この規格で取り扱うアンテナ・タイプは、モノポール、ループ、ダイポール、バイコニカル、ログペリオディック・ダイポールアレー（LPDA）、ハイブリッド、ホーンアンテナである。各校正方法や配置、使われる試験機器に関連した測定の不確かさについてのガイダンスもある。
　詳細はIECのウェブへ。（2017/01/13)