コーカサス地方の高地にある巨大な電波望遠鏡で観測を続ける科学者チームが、当初は遠い星のHD164595が起源だと思われていた信号が「地球上の妨害」の結果に酷似していたことを発表した、とGurdian紙が報じた。それによると「コーカサス山脈のゼレンチュクスカヤにある望遠鏡Ratan-600は、潜在的な信号を求めて可能な限り広い天空を探知している。同チームは昨年、この望遠鏡が詳しいモニタリングの価値がある「候補信号」を捉えたと思われるとモスクワにいる同僚の天文学者グループに伝えたという。精査の後、モスクワ州立大学とRussian Academy of Sciences(RAS)の天文学者チームは「信号の後続処理と分析をおこなった結果、地上からの信号である可能性が最も高い」と結論づけたとRAS のYuliaSotnikova氏は述べている。
詳細はThe Guardianのウェブへ。(2016/09/07)