米国連邦通信委員会(FCC)は、Tampa市内の職場に通勤する自動車内で2年間にわたり携帯電話妨害デバイス(Jammer)を使用していたJason Humphreys容疑者に48,000ドルの罰金を科したと、CMag.comが伝えた。PCMagによれば「Jammerは州間高速道路4号線(Interstate 4)沿いに携帯電話サービスを妨害し、警察無線通信と携帯電話通信を中断させたので、FCC が調査に乗り出した」という。FCCは地元の無線プロバイダから妨害に対する苦情を受け、Humphreys容疑者を犯人と特定するため方向探知機を使った。「Jammer は認可された通信を妨害するよう設計されているので、一般市民と合法的なスペクトラム使用者の権利を侵害する結果となる。例えば公安や警察、救急医療、緊急時対応要員などの第一応答者との重要な緊急通信を中断させることもありうる」とFCCは話している。
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