Creative Materials社は導電性および抵抗性インクを2種類、発表した。銀を充填した導電性インク126-33と抵抗性の低いカーボンインク126-28である。典型的な用途は、生物医学分野、バイオセンサ、電子部品製造、RFIDアンテナ、ポリイミド・フレキシブル回路のEMI/RFIシールド、ポリマー厚膜回路、薄膜スイッチ、印刷されたヒーター、抵抗素子/コーティングなど。126-33の導電率評価は0.008Ωスクウェア・ミル(シート抵抗)で、体積抵抗率が0.00002Ω-cmである。導電率によりエンドユーザーは全体的な最大オーム値に妥協することなく、幅が狭く、かつ/または長い回路トレース線あるいは薄いコーティングを印刷することができる。導電性インクは、特にEMIトラブルシューティングに役立つ。抵抗性インク126-28は、8Ωスクウェア・ミルのシート抵抗を持っている。低い抵抗により細いプリントラインまたは薄いコーティングが可能になるので、結果的に常にコスト削減できる。両方のインクともポリエステル、ポリイミド、いろいろな高エネルギー表面への接着が特徴で、長寿命化はもちろん、耐摩耗性と耐薬品性に優れている。また、スクリーン印刷、ディッピング、注入分配に使用でき、温度110℃ほどで硬化する。
詳細は下記のウェブへ。(2016/06/15)
● 126-33
● 126-28
写真提供:Creative Materials