ローデ・シュワルツ(R&S)社の新製品FSVAスペクトラムアナライザは、強化されたミッドレンジ・シグナル・スペクトラム・アナライザで、ミリ波帯、周波数40GHz(最大)までの信号分析と復調を行う。FSVAは、全ての周波数範囲において160MHzの信号解析帯域幅を提供するが、26.5GHz~40GHzの周波数でこれができるのは、このクラスで唯一、同アナライザだけである。強化された位相雑音性能により、狭帯域の変調信号のスペクトル測定、および位相雑音測定において非常に高い精度を実現した。高いダイナミックレンジと同様、周波数7GHz未満の3次インタセプト・ポイント(TOI)も改善されている。FSVAには、周波数範囲が10Hz~4GHz/7GHz/13.6GHz/30GHz/40GHzの5モデルが用意されている。また、すべてのSFSVハードウェア機能とファームウェア・オプションをサポートしている。さらにR&S FSVとR&S FSVAは、複雑な試験セットアップで使用するための完全に互換性を持つ遠隔制御装置である複雑な試験セットアップ使用時に完全な遠隔制御互換性を持つ。
詳細はR&S社のウェブへ。(2016/06/08)
写真提供:Rohde & Schwarz.