1 Form Aデバイス、ノイズレスなスイッチング、電流制限保護、低消費電力を提供。ビシェイ・インターテクノロジー社(日本法人:ビシェイジャパン株式会社)は7月1日、通信、産業、セキュリティシステム、計測アプリケーションに最適なハイブリッド型ソリッドステートリレーのVORファミリーから3種の新製品を発表した。ビシェイSemiconductors 1 Form A VOR1142B4、VOR2142A8、VOR2142B8は高信頼性とノイズレスなスイッチングを提供し、従来の機械式リレーの代替に最適で、高信頼性と長寿命、高速スイッチング時間、電流制限保護、低消費電力を特徴としている。
リリースされたシングルチャネル(VOR1142B4)とデュアルチャネル(VOR2142A8とVOR2142B8)は通常、オープン型単極単投(SPST)スイッチで提供される。モジュラーハイブリッド構造により、スイッチ出力用の高性能MOSFETを実現する。VOR1142B4はSMD-4、VOR2142B8はSMD-8、VOR2142A8はDIP-8パッケージで提供される。3種のデバイスはすべて5300 VRMSの高絶縁電圧、400 Vの負荷電圧、極めて低い0.25 mAの標準ターンオン電流を提供する。新製品はVDE およびUL規格に沿った強化絶縁に対応し、幅広い用途に最適である。
VOR1142B4、VOR2142B8、VOR2142A8は、-40 ℃ ~ +100 ℃の周囲温度範囲で、クリーンなバウンスフリーのスイッチングを提供している。主な用途には、アラームスイッチ、I/Oカード、自動化、バッテリー制御システム、自動試験装置などがある。デバイスはテープ&リール、又はチューブで提供され、RoHSに準拠するハロゲンフリー品、同社の”グリーン”仕様にも適合する。サンプルおよび製品は既に提供可能で、量産時の標準納期は4~6週間という。
詳細情報は、ビシェイ社のウェブサイトを参照。(2016/07/01)