新しい妨害技術の試験で、無線ネットワークの高速化を実現

　Nokia Networks 社は、Artemis Networks 社と協同で２０１７年に無線サービスを高速化する新技術を試験する予定である。Re/code によると、pCell と呼ばれる無線技術は「無線信号を組み合わせて個々のデバイス周辺に極小の個別セルを作り出し、性能低下なしにユーザーがネットワークにアクセスできるようにする。また、ネットワークが混み合っている領域でpCell の概念実証実験が成功すれば、この新技術は、同じ無線スペクトラムや既存のアップル／アンドロイド端末を使う現行の4G LTEネットワークの５０倍の容量を可能にするという。「Artemis 社の取り組みは、従来のネットワークのように妨害のせいで遅くなるというより、通信網の輻輳を利用してデータを他の機器に送るものだ」とRe/code は付け加えている。
　詳細はRe/code のウェブへ。（2015/11/16）