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ドイツのデジタルハイウェイ建設計画

ドイツ政府は、自動運転車の試験を可能にするデジタルハイウェイまたは走路を、ドイツ・バーバリアにあるA 9アウトバーンハイウェイ上に建設中であることを正式発表した。デジタルハイウェイに関するプランは、全ての運転者は自分の乗物を制御しなくてはならないと定めた1968年の道路交通に関するウイーン条約に調印していたため以前は禁じられていた。しかし、この法律は昨年2014年に改定され、運転者は自動運転の車では両手をハンドルから離しても良いことになった。このデジタル走路は、自動運転の乗物を試験する初の公的走路で、車が自動的に走路と通信できるというハイテク技術も搭載している。「ドイツの自動車産業はデジタル車では世界のリーダーとなるだろう。まず、運転者補助システムのある乗物、次に完全自動運転の乗物をテストする」とAlexander Dobrindt 運輸大臣は話している。また、運輸大臣「従来の車メーカーは、技術系の最大手企業からの干渉を受けずに、車の未来を依然として独占することができる」とも述べた。
 詳細はIT ProPortalのウェブへ。(2015/01/28)