CISPR 32 第２版－マルチメディア機器のエミッション

ＣＩＳＰＲ　３２第２版が発行された。規格の表題は「マルチメディア機器の電磁両立性－エミッション要求事項」である。
　CISPR 32:2015 RLV （Redline version）、はStandards+ CISPR32:2015 としても入手可能で、前の版と比較して技術的な変更箇所を赤線で示している。CISPR 32 ： 2015 は、3.1.24 で定義されているマルチメディア機器（MME） で供給r.m.s. 定格電圧が600V を越えないAC またはDC の機器に適用する。この規格はクラスAとクラスB の２つのクラスのMME をカバーしている。MME のクラスは４項に定められている。
　この規格の目的は以下の通りである。
　1) 意図された無線サービスを可能にするため、周波数範囲9 k H z～40 0G H zの無線周波スペクトルの保護を十分なレベルを提供する要求事項を確定すること。
　2) 測定の再現性と結果の再現性を確実にする手順を指定すること。
　この第２版は、２０１２年に発行された第１版を廃止し差し替わる。この版は技術的改訂で構成されている
　詳細は下記のウェブへ。（2015/03/31）
　» IEC
　» CISPR 32:2015 RLV （Redline version）