米国海軍が電磁カタパルトを試験

従来の蒸気動力カタパルトは、ジェット機と爆撃機が航空母艦上の短い滑走路で、できるだけ速く離陸するのを支援する。
　米海軍は現在、長さ337 メートルの空母Gerald R. Ford 上で電磁気バージョンのカタパルトを試験している。海軍によると「電磁航空機発進システム（EMALS: Electromagnetic AircraftLaunch System） は、スムーズかつ効率的に飛行機を発進させるために電磁気エネルギーのバーストを使う」という。典型的な空母は、フットボール場の長さがある２つの大きなピストンで構成された４つのカタパルトを備えている。従来のカタパルトは大きなスペースを取り、スムーズな加速ができず、使用する毎に次回の使用までに時間がかかる。新しいEMALS は、従来のカタパルトより効率的に作動する電磁気リニアモーター駆動を使う。占有スペースも小さく、スムーズな加速が可能である。
　詳細はMirror onlineのウェブへ。（2015/03/26）