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電磁カタパルトが模擬荷重のトラックを川へ発進させることに成功

今週始め、米海軍は、空母ジェラルド・R ・フォード(USSGerald R. Ford, CVN-78) に搭載した電磁式航空機発進システム(EALS: Electromagnetic Aircraft Launch System) に対し模擬荷重トラックで試験を開始した。電磁スリングショットは、バージニア州のジェームズ川で8万ポンド(約36トン) の模擬荷重トラックを発射した。この重量はジェット艦載機とほぼ同じであるという。模擬荷重トラックの着水前の滞空時間はそれほど長くはなかったものの、スリングショットシステムがうまく動作することが試験により証明された。DC Inno によると「十分に試験した後、システムは最終的に空母からジェット機を発進させるのに用いられる予定だ。カタパルト利用の理由としては、ジェット機が通常必要とする滑走路よりかなり狭いスペースで済み、海軍で艦隊の標準となっている対応中の小型空母には重要であることが挙げられる。また、電磁気を使うことにより、通常の蒸気で動作する航空機のカタパルトよりジェット機(または模擬荷重トラック) に与えるストレスが少なく、速度もスピードアップできる」という。
 詳細はDCinnoのウェブへ。(2015/06/11)(発射動画あり)