ハイパワーのリニアRF アンプ新シリーズを発売

Pasternack Enterprises 社はハイパワーのリニアRF アンプ新シリーズを発売した。全部で８種類のアンプがあり「通信、レーダー、センサ、試験機器、テレコム基盤施設、バックホール回線マイクロ波固定局、民生用双方向無線機、等々多数の民生
および軍用の正確な信号増幅を提供する」と同社は話している。
　Pasternack 社の 生産管理部長Michael Rachlin 氏は「今回、ガリウムヒ素（GaAs） モノリシックマイクロ波集積回路（MMIC ：Monolithic Microwave Integrated Circuit） ベースの広帯域高電力アンプモジュールを発表する運びとなった。新シリーズにより、当社RF アンプがさらに多種類、多用途に拡大する。市場をリードし、かつ即時出荷可能なアンプの提供ソリューションの集大成を提供することは当社にとって重要な戦略目的である。これにより、業界では普通となっているリードタイム延長という顧客の重荷を解消できるからだ」と話している。
　新シリーズのアンプは、動作範囲0.8 GHz ～ 9.5 GHz、利得性能表示19 dB ～ 32.5 dB、利得平坦度±0.5 dB ～ ±2dB である。動作温度範囲はマイナス55℃～ 85℃である。
　詳細はPasternack 社のウェブへ。（2014/10/29）