IMS 2015 に自動SAR 測定ロボット登場

２ ０ １ ５ 年５ 月、IEEE International Microwave Symposium（IMS） で、ART-Fi 社はSAR 自動測定ロボット「SARborg」を展示・発表した。SARborg は時間を節約して、精度と再現性を改善して、正確な測定をおこなう。「SAR 試験の一連の作業を完全にハンズフリーで行うロボットなのでSARborg と呼んでいる。携帯電話を市場に出荷する際に必要な全てのSAR 試験要素を基本的にロボット化した。試験所やメーカーにとって大きなアドバンテージとなる」とART-Fi 社のCEO、Benoit Derat 氏は話す。同社のART-MAN でのSAR 測定には約５秒かかるが、新しいSARborg は、およそ２００件の連続的な試験を１時間ちょっとでハンズフリーで行うことができる。「試験・測定業界では、どんな進歩であっても正確性と再現性が必須である。ロボットは疲れ知らずで間違いをせず、試験では毎回、携帯電話を正確な位置に置いて、位置ずれを防ぎ正確性と再現性を向上させる」と、ART-Fi 社の共同創設者Stephane Pannetrat 氏は話した。
　詳細はART-Fi 社のウェブへ。詳細はART-Fi 社のウェブへ。（2015/05/21）