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Ti:サファイアレーザ励起用低ノイズグリーンレーザ
掲載日：2012/2/17
コヒレントは研究開発用レーザVerdiシリーズに波長532nmで連続発振の高出力（12、15、18W）モデル「Verdi G12/15/18」を追加した。従来のVerdiシリーズと比べてレーザヘッドのサイズを約40%にまで小型した。低ノイズ、低ランニングコスト、長寿命などが特徴。とくにリニア垂直偏光（＞100:1）、優れたモード質（M2＜1.1）、10Hz～100MHzにおいて＜0.02%rmsの超低ノイズを実現している。
同製品では2年ないし1万時間の長期保証を実現した。
励起寿命が短い半導体チップを用いることで、通常のマルチ縦モード発振DPSSレーザでみられるグリーンノイズを抑制する。また励起媒体が非常に薄いことにより十分な冷却が可能になり、熱レンズ効果を回避し、最大出力の10～100%の範囲でビーム品質に影響を及ぼすことなくスムーズに可変できる。
同製品は出力が可変で、4W以上のモードロック出力ができ、Ti:サファイアレーザの励起光源に最適。さらに15Wおよび18WモデルはTi:サファイアオシレータや高繰り返し再生増幅器の両方を励起するのに十分な性能をもち、システム全体の複雑さやコストの低減に貢献する。
コヒレント・ジャパン（株）
産業用レーザセールスグループ
Tel: 03-5635-8700
