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ゲルマニウムIR非球面レンズ
掲載日：2011/1/13
エドモンド・オプティクス・ジャパンは、TECHSPECゲルマニウムIR 非球面レンズの販売を開始した。スタンダード仕様とハイブリッド仕様をラインアップする。
ハイブリッド非球面レンズは、3〜5μmの帯域内のどの単波長に対しても回折限界の集光性能が得られる。また3〜5μmの全帯域で用いる場合、回折限界に近い集光性能を得ることができる。赤外（IR）照明で最も良く利用される3 〜5μmの波長で色収差補正しており、同波長帯に最適化した反射防止膜の採用により、95%以上の高透過率（0.5 %以下の反射率）を得ることができる。IR照明光学系の性能改善と投資費用削減に寄与する。ハイブリッド非球面レンズは、IRイメージング用途やFTIRスペクトロメータ、また広帯域光源を利用したあらゆる中波IRアプリケーションへのインテグレーションに格好な選択肢となる。ハイブリッド非球面レンズは、レンズ直径25mmで、焦点距離別に12.5〜100mmまでを標準品ラインアップする。特注デザインやコーティングにも対応可能。
スタンダード仕様のレンズは、中波や長波赤外域での広い波長帯に対して回折限界の集光性能を実現する。どのレンズにも、コートなしと2 種類のBBARコーティングオプション（機能波長別）を用意する。なお、コートの付いていないゲルマニウムレンズは、その屈折率の高さから、外部透過率が50% 以下にまで落ちる。そのため、コートなしのレンズを選択する場合は、特注ARコーティングを施す場合のみに限定して考えなければならない。これに対して、BBAR コーティングの付いたレンズは、所定の波長帯において95% 以上の透過率（0.5% 以下の反射率）を得ることができる。様々なOEMアプリケーションへのインテグレーションに最適な選択肢となる。レンズ直径25mm で、焦点距離別に12.5〜75mm、また3 種類のARコーティングオプション（コートなし、3 〜5μm 用、8 〜12μm 用）を標準品ラインアップする。量子カスケードレーザに代表される単色光源への使用に最適。従来の標準的平凸レンズ製品に置き換える高性能レンズになる。
光学設計データの開示が可能で、全品在庫販売体制により、短納期で供給可能。
エドモンド・オプティクス・ジャパン（株）
営業部
Tel: 03-5800-4751
www.edmundoptics.jp
