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フィニサ、高密度100Gシステム向けの新しいCFP4モジュールデモ


March 13, 2014, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)はOFC2014で、新しいCFP4 MSAフォームファクタをベースにした、キャリアとデータセンタ内の100Gシステム向けのモジュールを含む新製品、新技術のデモンストレーションを行う。
この外、40GシリアルVCSELリンク技術、16ch×25G CDFP AOC、パフォーマンスに妥協することなく長延化を可能にするハイブリッドラマンEDFAなどのデモがある。また、同社の100Gコヒレントポートフォリオを拡大する新しいInPベース光コンポーネントも紹介する。
シングルモードファイバ(SMF)アプリケーションを狙う新しい100GBASE-LR4 CFP4光トランシーバモジュールを12km 100Gリンクでデモを行い、CFPトランシーバとのエラーフリー相互接続性を実証する。4×28G DFBレーザ技術を用いたこのモジュールは最大消費電力4.5W(ティピカル4W)をサポートしており、これはEMLベースのソリューションよりもはるかに省エネであり、ポート密度を大幅に増やすことができる。ホストボードには4×25G/28Gリタイミングインタフェースがあり、IEEE.802.3、OIFおよびOTN標準に適合している。また、既存の100GBASE-LR4 CFP、CFP2モジュールと相互接続できる。CFP4 LR4モジュールのサンプルは2014年後半に提供開始予定となっている。フィニサのCFP2 LR4およびCFP LR4モジュールは現在、生産されており、提供中。
加えてフィニサは、4×28G DFBレーザと4×25G APD技術を使用した40kmエラーフリー100Gリンクの実現可能性のデモンストレーションを行う。いわゆる「ER4f」アプローチはデータパスにFEC使用を要件としており(100GBASE-SR4同様)、ITU-Tで標準化作業が進められている。これによりCFP4のようなローパワー、高密度実装の40km 100G光トランシーバモジュールが実現する。マルチモードアプリケーションには、フィニサは100GBASE-SR4 CFP4光トランシーバモジュールをすでにECOC2013で実証しており、これは現在製品提供中になっている。
フィニサは、40GシリアルNRZ VCSELリンク技術商用化のデモも行う。現在利用できる最速の直変レーザ技術としてVCSELは次世代の速度で、データセンタインタコネクトに極めて魅力的なコスト/パフォーマンスを提供する。このようなリンクは現状では10~25Gbps動作。プロトタイプ40G VCSELドライバを供給するIBMと協力してフィニサは、次世代のVCSELによりこのリンクが多数の40Gbpsとなり、アグリゲートデータレートが160Gbpsを超えることを示す。
フィニサは、CDFP MSAの新メンバーとして、CDFP AOCのデモンストレーションを行う。CDFP-AOCは400Gbps短距離で、双方向、パラレルリボンMMFで動作する16×25Gbps VCSELを収容するインタコネクトケーブル。このフォームファクタは、ルータ、HPCおよび独自のインタコネクト向け次世代短距離インタコネクトとして検討段階にある。
(詳細は、 www.finisar.com)

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