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FOC、世界最小100G/400G集積コヒーレントレシーバを販売開始

March 12, 2014, San Francisco--富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)は、現在導入が進んでいる100Gbps超の光ネットワーク用として、100G DP-QPSK、400G DP-xQAM方式に対応した、世界最小の集積コヒーレントレシーバを2014年7月1日より販売開始する。
同製品は、90度ハイブリッド、バランスド・レシーバ、偏光分離機能に加え、新たにVOA機能、モニター機能をPLC技術、マイクロアセンブリ技術を駆使して単一パッケージに集積することにより、従来比約1/3(体積比)の超小型サイズを実現した。この製品を採用することで、小型で高性能な超高速光ネットワーク向けシステムを実現できる。
コアネットワークにおいては、長距離、大容量化の要求に対応するため、デジタルコヒーレント送受信方式を用いた100G光ネットワークの普及が拡大しており、また、近年では更なる大容量化を目指した、400Gデジタルコヒーレント送受信方式の研究開発も活発に進められている。これら100G及び400Gのデジタルコヒーレント送受信方式では、性能実現のために多数の部品が必要となり、装置が小型化できない課題があった。
FOCは、従来、集積コヒーレントレシーバの外部に配置していたVOA機能、モニタ機能をPLC技術、マイクロアセンブリ技術を駆使して、集積コヒーレントレシーバ内部に集積しながら、従来比約1/3(体積比)の世界最小のデジタルコヒーレント送受信方式に対応した、100G DP-QPSK、400G DP-xQAM復調方式の集積コヒーレントレシーバの製品化に成功した。
製品のパッケージ形状、電気光学特性、低速及び高速の電気端子配置等はすべて業界標準規格であるOIFで定められた仕様に準拠しており、OIFに準拠したトランスポンダへの搭載が容易になっている。

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