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大きなネットワークの変化が進行中、100GEとパケットオプティカル

December 25, 2013, Campbell--Infonetics Researchは「ルーティング、IPエッジ、パケットオプティカル戦略:グローバルサービスプロバイダ調査」レポートを発表した。
 このレポートは、100ギガビットEthernet(GE)の普及、価格予想、パケットオプティカルトランスポートシステム(P-OTS)の利用、次世代中央局(NG-COs)におけるメトロネットワークで起こりつつあるアーキテクチャ的変化に注目している。

調査の主な要点
・10/40/100GE全ルータポート購入で、2013年には100GEポートが5%を占めたが、これが2015年には30%を占めるとオペレータは予想している。
・ビデオ、モバイル、クラウドサービスからの圧力を受けてプロバイダは、単一の中央「スーパーPOP」から多くの機能を多数の大規模次世代中央局(NG-COs)に分散させることでメトロネットワークのアーキテクチャを再設計しようとしている。NG-COsは、メトロエリアで5~10のスーパーCOsで構成される。
・分散されるこれらの機能には、ブロードバンド遠隔アクセスサーバ(BRAS)、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)とキャッシングが含まれ、サーバやストレージを「ミニデータセンタ」に配置してコロケーションおよびクラウドサービスに使用する。また、SDNサービスチェーンニングを備えたNFVを用いて居住地域顧客やビジネス顧客へのサービス提供を行う。

同社主席アナリスト、Michael Howard氏は、「サービスプロバイダやベンダは、ルータの代わりにパケットトラフィック伝送機能を持つ光トランスポートの利用をどのように増やすかについて議論している。最新のルーティング戦略調査では、大きな変化がキャリアネットワークで進行しており、調査したオペレータの75%が現在P-OTSを使用しているか、2016年までに採用を計画している」とネットワークの変化についてコメントしている。
さらに同氏は、「キャリアは、100GEについても同様に強い関心を示している。多様な用途(データセンタ接続、アグリゲーション、コアなど)で100GE導入の価格および時期にについて聞いた。オペレータの中には、すでに100GEに10GEの価格の15倍を支払っているところもあるが、これは今それを必要としているためである。また、ネットワークの特定部分では、100GEにもっと支払ってもよいとするオペレータもいる。例えば、1/3以上のオペレータは、利用できるファイバがあまりないルートでは割増金を支払うと言う。とは言え、ほとんどのキャリアは、100GEの価格が10GEの10倍か、それ以下に落ちるまで待つとしており、メーカーは100GEの価格を下げる開発を継続して行うことが必要になる」と話している。

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