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富士通、海底ネットワークシステムの超高速100Gbps化を実現

December 24, 2013, 東京--富士通は、インドネシア国内の海底ネットワークシステム「JaKa2LaDeMa(Jawa-Kalimantan-Sulawesi-Denpasar-Makasar)」において、最新DWDM伝送装置を導入し、回線1波長あたりの容量を従来の10Gbpsから、100Gbpsへと海底ネットワークの大容量化を実現した。
スマートデバイスの増加に伴い飛躍的に拡大する通信需要への対応と、より円滑なコミュニケーションを通じ同国の著しい経済成長に貢献する。
JaKa2LaDeMaは、2010年に富士通とドイツの大手総合ケーブルメーカーNorddeutsche Seekabelwerke GmbH(NSW)と共同で、インドネシア最大の通信キャリアであるP.T. Telkom Indonesiaに納入した海底ネットワークシステム。同海底ケーブルは、カリマンタン、スラウェシ、ジャワ、バリ、ロンボクの5島を繋いだ全長約1,800kmにわたるシステム。
富士通は、最新のデジタルコヒーレント技術を用いた最新DWDM装置である複合型光伝送装置「FUJITSU Network FLASHWAVE 9500」とその監視システム「FUJITSU Network NETSMART 1500」を納入し、同国内の海底ネットワークシステムにおいて初となる100Gbpsの超高速伝送技術を適用した大容量システムを実現。今回の増設により伝送容量の合計は従来の90Gbpsから490Gbpsと約5倍になり、将来的にはさらに5倍の2.4Tbpsにまで増強することが可能になる。

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