Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 12, 2013, Dublin/Eatontown--海底光ネットワークプロバイダ、エメラルドネットワークス(Emerald Networks)とTE SubComは、米国とアイルランド領海の調査を開始したと発表した。これは、Emerald Express大西洋横断ケーブルシステム建設に向けた重要な節目となる。
同ネットワークは、ニューヨーク、ダブリン、ロンドン間に低遅延、超広帯域容量を提供する。この大容量実現のためにエメラルドエクスプレス(Emerald Express)は、大西洋横断4ファイバペアの各々が100×100Gbpsをサポートするように設計されている。
エメラルドエクスプレスケーブルシステムの最後の接続は、2014年末に完了する予定。完成すれば、同ケーブルシステムは今日までに建設された中で最先端の次世代海底通信システムとなる。同システムは、ソフトウエアで管理された低遅延インテリジェントネットワークであり、高度なコヒレントデジタル技術を採用して帯域を拡張している。エメラルドエクスプレスは、4ファイバペア構成となっており、各ファイバペアで100波長を伝送し、各波長が最初から100Gbpsで動作するするように設計されている。これにより、ファイバペアあたり10Tbps、トータルで40Tbpsの大容量となる。