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ラテンアメリカのFTTx、競争と規制が成長を後押し

November 28, 2013, Boston--ピラミッドリサーチ(Pyramid Research)の調査によると、供給圧力と需要牽引の組み合わせがラテンアメリカの初期のブロードバンド市場の成長を後押しする。2013年の220万加入から2018年には1180万加入に達すると同社は予測している。
ピラミッドリサーチの調査は、ラテンアメリカにおけるファイバベースブロードバンドの現在の状況と成長機会をレポートしている。同社は、供給圧力の要素として規制、競争とイノベーション、需要牽引力としてコンシューマ、エンタプライズの需要および都市化を取り上げており、これらがFTTx展開の原動力になっている、と説明している。
ピラミッドリサーチのアナリスト、Daniele Tricarico氏は、「ブラジルやメキシコなど、ラテンアメリカ市場では持続的経済成長と1人あたりのGDPの伸びによって、より広帯域で、パフォーマンスの優れたネットワーク、コンシューマビデオやクラウドベースのエンタプライズサービス需要が拡大している」とブロードバンド市場成長の背景を説明している。
ピラミッドリサーチの見方では、ファイバブロードバンドの成長で決定的な役割を果たしているのは、供給圧力。供給サイドの文脈的要素には、オペレータがファイバを敷設するように後押しする規制の枠組みが含まれる。また、ケーブルテレビ会社やLTEを導入するモバイルオペレータとの競争が激化しており、固定オペレータは競争市場で勝ち残るために革新を必要としている。「そのような供給サイドの圧力がなければ、たとえ超高速ブロードバンド需要の伸びに直面しても、オペレータはファイバブロードバンドサービス提供のために巨額の投資をすることに踏み切らない」と同氏は分析している。

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