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価格圧力で縮小した2013年上半期のROADMコンポーネント市場

November 25, 2013, Boston--Infonetics Researchは「ROADMコンポーネント」レポートを発表した。同レポートは、再構成可能光Add/Drop多重装置(ROADM)、光ネットワーク装置市場、およびそれに使用されているWSSコンポーネントを追跡調査している。

主な調査結果
・WDM ROADMベース光装置は最速成長の光トランスポートセグメントで、WDM市場全般を上回った。
・2013年上半期(1H13)、WDM ROADM装置の世界全体の売上高は前年同期(1H12)比17%増、22億ドルだった。
・出荷数量は緩やかな成長(+5%)。これと価格圧力とが相俟って1H13のWSSコンポーネント売上を前年同期比で9%押し下げた。WSSの売上は、2H10の投資ピークから44%下落している。
・Infonetics Researchの予測では、WDMコンポーネントの数量の伸びは2017年にかけて売上の伸びを上回る。これは、価格低下と、今後小型1×4 WSSに移行するためである。

Infonetics Researchの主席アナリストAndrew Schmitt氏は、「ROADM装置投資は過去12ヶ月、健全なペースで成長してきた。これは100Gの導入が急増したためである。しかし、WDMコンポーネントは、それにともなう成長は見られなかった」とコメント。さらに同氏は、「WDM ROADM装置の一部としてのWSS売上はこの5年で最も低い位置まで落ち込んだ。とは言え、今後100Gの新規導入があるので、反転が期待できる」と分析している。

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