Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 13, 2013, Ann Arbor--アドバンスト・フォトニクスの子会社、ピコメトリックス(Picometrix, LLC)は、大手OEM通信システム顧客との高速光レシーバ供給交渉を完了した。この交渉成立による2014年の高速光レシーバの売上は、460万ドル～600万ドルになると同社は見積もっている。
2014年の契約には、ピコメトリックスの100G製品、VOA組込の新しいCR-100Dが含まれている。同製品は、DP-QPSKやDP-BPSK変調を使用するDWDM 100G LH向けに設計されている。CR-100DレシーバはOSNR改善、ダイナミックレンジ向上となるように設計されている。また、Cバンド、Lバンドの両波長帯域で使え、サービスプロバイダがネットワーク容量管理を改善できる、カラーレスコヒレントネットワークでも使用可能となっている。カラーレス機能により、通信装置はAdd/Dropサイトで任意のポート向けに任意の波長を利用できるようになる。これによりデータスループットを高速化し、ビット単価を低減する。これらはいずれも業界の大きな関心事となっている。