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CCNY研究チーム、肌の色合い近くを変える方法を特許化

November 11, 2013, New York--ニューヨークシティカレッジ(CCNY)のRobert Alfano教授の研究チームは、量子と光学原理を化粧品に適用するアプローチを考案した。
色の感じ方は、見る対象から散乱する光をどのように見ているかによって決まる。超高速分光とレーザ研究所(IUSL)傘下のCCNY物理学者が、量子と光学の原理を化粧品に適用することで肌の色合いの感じ方を変える方法の特許を今年8月に取得した。
研究チーム長は、IUSLディレクタ、Robert R. Alfano。研究助手、Xiaohui Niがナノメートルサイズの粒子に対する光学的効果の計算で重要な役割を果たした。
「光の物理的な特性を理解していれば、その特性を利用して色知覚を変えることができる。赤、緑、青から白が得られることは誰でも知っている。例えば、黄色がかった皮膚は青い光や黄色の光を散乱させる成分で覆うと白く見える」とDr. Alfano、科学・工学名誉教授は説明する。
特許によると、この方法の主な応用は顔の色を赤、青、黄色から白に変えて見せること。これらの表情は病状が原因となることがよくある。例えば、皮膚近くの組織に酸素が欠乏するチアノーゼでは皮膚が青く見える。また、多くの人は年とともに皮膚が赤くなる「しゅ酒」になる。
「化粧品に混ぜる粒子のサイズや材料を適切に選択することで、またその化粧品を皮膚に塗ることで、ミクロン粒子、ナノ粒子によって皮膚の色の補色、補色に近い色が得られる。その粒子の色と皮膚からの反射色との混合が皮膚が白くなり、皮膚の色素増強部分が目立たなくなる。
この方法は、塗料や色ガラスなど、粒子を表面に塗ったり材料に混ぜたりする他の製品にも適用できる。
(詳細は、 www.ccny.cuny.edu)

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